
本ページでは、傳九郎農園こだわりの枝豆栽培について、「雑草対策~収穫~出荷後」をご紹介いたします。
雑草対策
雑草抑制液の散布)
当園は、雑草の発生を抑えるため、「雑草抑制液」を散布しています。当初は地球家族から購入した雑草抑制液を使っていましたがあまり効果がありませんでした。地球家族に相談し、現在は自分の畑から直接採取した春と秋の雑草、各10種類から「雑草抑制液」(スペシャル版)を作成し、これを散布しています。
それでも雑草は生えますが、最初の頃と比べると雑草の勢いが違っています。


除草)
雑草抑制液を散布しても雑草は生えてきます。とにかく、雑草は生命力が旺盛です。
傳九郎農園では、鎌又は鍬、刈払機を使って、2~3回除草を行っています。
炎天下での作業が多く、水分の補給と休憩を入れながら行ってはおりますが、同じ姿勢での作業となるため、足・腰・膝に負担がかかり、特に鎌を使った除草作業は一番の重労働です。




害虫対策
病害虫予防液の散布)
枝豆の花が咲き始めた頃から2回程、※「病害虫予防液」を散布します。
病害虫予防液は、農薬ではないので害虫を殺すことは出来ませんが、ついた害虫を逃がす、または寄せ付けない一時的な効果はあります。
しかし、散布後に雨が降ったりすると病害虫予防液の効果は半減してしまいます。
年によっては、降雨が続いたり、風が強かったりで、病害虫予防液の散布のタイミングを逃すこともあります。
※病害虫予防液:抗菌・抗虫作用の強い薬草・薬木・薬用植物から微生物を醗酵させたもの。
害虫駆除・人力作業)
2022年度はコガネムシの被害がかなり発生し、2人でコガネムシ捕獲を2時間程、2回行いました。
①捕獲用容器の作成
先ずは、ペットボトルを加工して捕獲用の容器を作ります。
ペットボトルの上部を切り取って逆さに入れ、テープで固定します。

②容器を使って捕獲
次に、コガネムシがついている葉の下に容器をそっと差し込みます。
コガネムシは危険を感じると下に落ちる習性があるので、上から軽くコガネムシをたたくと簡単に容器に入ります。
ただし、コガネムシが茎についている場合は、横に飛び出す場合もあり、簡単ではありません。
密集した葉の下に容器を入れる必要があるので、容器は小さい方がやり易いです。
コガネムシは、葉の表面だけでなく、裏側にもついているため、通路側から中を覗いて探します。ゆっくりと、葉を揺らさないようにやる必要があるため、時間がかかります。かなりの確率で捕獲はできますが、捕獲後に他の畑から飛んでくるコガネムシもおり、完全に捕獲することはできません。


③コガネムシによる被害
コガネムシの捕獲を怠ると、葉は葉脈だけになります。そうなると、光合成ができなくなりますので、当然ながら枝豆の味にも影響を及ぼします。

害虫駆除・小鳥たちの応援)
実はこれだけではないのです。成虫が畝に卵を産み付けるため、翌年には幼虫による被害が発生します。幼虫は根を食べるため、植えた苗を枯らしてしまいます。
土の中にいる幼虫は通常農薬で殺虫しますが、傳九郎農園では農薬は使用しません。
当園では、春の耕運時に小鳥たちの協力をいただき、これを何とか乗り切っております。
畑をトラクターで耕運していると、何処からとなく小鳥たちが集まって来て、地表に出たコガネムシの幼虫を次から次とついばんでくれます。時には、カラスも駆けつけてくれます(笑)。
これだけで土の中の幼虫がいなくなるわけではありませんが、かなりの数を駆除してくれます。感謝、感謝です。


枝豆の収穫から出荷まで
枝豆収穫)
微生物を使った傳九郎農園の枝豆の根には、写真のように根粒菌がびっしりと付いています。実は、これが美味しさの秘密なんです。


枝豆もぎ取り)
収穫した枝豆は、枝豆もぎ取り調整機で茎についている実と葉を分離します。




枝豆選別)
枝豆の実は、水で洗浄後、1粒ずつ裏表を目で確認しながら、虫食いや1粒莢(さや)、形の悪いものなどを取り除き、袋詰めへと進みます。
室内での作業では、この選別作業が一番大変で、長時間神経を使います。

枝豆の出荷後
枝豆の茎を粉砕し畑へ)
出荷した枝豆の実以外は、すべて畑に戻します。
・枝豆の葉と選別で廃棄となった実は、その都度畑に戻します。
・茎はシュレッダーにより粉砕し畑に戻しますが、生の状態ではシュレッダー内で詰まってしまうため、ある程度乾燥させてからの作業となります。




